今日はお祝い。
イエズスのおかあさん、ぼくたちのおかあさん、マリアママは、地上での生活を終えた後、霊魂だけでなく、その清いからだをもってすぐ神ちゃまのいる天に上げられたんだ。
これは、昔からの伝統的な教会の教えで、マリアママのより大きな栄光のために、1950年教皇ピオ12世は、この教えを信仰箇条として荘厳に宣言したんだ。
このマリアママの被昇天の祭日は8月15日に祝われ、マリアママの一番大きな祝日なんだよ。
この祝日は、昔から東方教会で大事にされていて、7世紀頃(601−700)ローマでも祝われるようになり、まもなく全西方教会に広がっていったんだ。
古代ペルシャの信者は、マリアママのことを「輝かしい姫」と呼んで、8月15日にこの被昇天を祝っていたんだけど、この信者は、インドや中国に渡って、祖国の信仰と習慣を行事として持ってきたんだ。その中で目立つのは、8月15日の聖母祭、この晩は大きな火を灯して、「輝かしい姫」を祝い、死者のことを示す小さな明かりを川に流して、マリアママがが天国に導いて下さるように祈る習慣がありました。
その頃、中国に渡った弘法大師・空海(774-835、805年、31歳で中国に渡る。当時中国にあった種々の文化を修得。儒教や道教はもちろん、キリスト教なども勉強したといいます。)は、この「輝かしい姫」の話を日本に持ってきて、日本風に直して紹介したんだって。こうしてはじめて「かぐや姫」の話が伝えられるようになったそうな。「サビオ」1999年9月号より引用
ほかの日本の、昔話を調べるとカトリックの信仰がもとになってることが多いかも。
神ちゃまは他宗教の人も使ってマリアママのことや信仰を伝えたんだね。(形は変わっちゃったけど)